Vacances de Noël à Paris

クリスマス休暇 in パリ

[Itinerary: 日程表]

2006年
出発: 12月23日(土) [JFK] - [CDG] 12月24日(金)  [ Delta Airline ] レッドアイ
宿 泊: 12月24日(金) 〜 28日(木) [ Hotel Cadet,  at "Cadet" station  Subway 7]
帰 路: 12月28日(金) [CDG] - [JFK]  [ Air France ]

* [JFK]: John F. Kennedy International Airport (ニューヨーク)
* [ CDG]: Aéroport Charles de Gaulle (シャルル・ド・ゴール空港)

[プ ロローグ]

  2006年の締めくくりは、初めてのパリ。 夏休みを利用してイタリア旅行をしてすっかりヨーロッパづいてしまいました。 夏のイタリアを小説「天 使と悪魔」 "Angels and Demons"と映 画「ローマの休日」(Roman Holiday)のシーンを追いかけて行ったのとは違って、今回はパリのシャンゼリゼ通りと エッフェル塔の クリスマス・イルミネーションを観て、小説「ダ・ ヴィンチ・コード」 "The Da Vinci Code"のプロローグで舞台となったルーブル美術館を訪れるのがメインでクリスマスのパリの夜をの んびりと鑑賞する旅行でした。

 おりしも日本では、マリー・アントワネット・ブームだとか・・・、パリのシャルル・ド・ゴール空港到着がクリスマス・イブの朝午前8時45分、その日の お 昼のうちに、パリから車で1時間弱で行けるヴェルサイユ宮殿 "Château de Versailles" への半日観光旅行もオプショナルで行ってきました。

 旅行前にウェブサイトでチェックすると、クリスマス時期のパリは「晴れ」マークが♪ ......ところが、
パ リ上空に近づいたころの飛行機の下に広がる雲・・・。 シャルル・ド・ゴール空港には予定よりも30分程遅れて到着。 駐機場からはバスで第2ターミナル に移動するのですが、空は分厚い雲でおおわれ気温も氷点下2℃。 午後には晴れるのか・・・と期待していたですが、、、

[パ リの晴れマークは、雨が降らないこと?]

  クリスマス・イブの12月24日から28日に帰国までの五日間、パリでは全くお日様に会うことはありませんでした。 それでも、部屋でTVの天気予報を見 ると、パリには「晴れ」マークが。。。 えぇっ、この時期ひょっとしてパリの「晴れ」って、雨が降らないっていうことかぁ。
 青い空に浮かぶ白いお城を思い浮かべて、やってきたパリでしたが、その風景を観るのは次回ということに。。。
次 回っていつやねん!!
 ま、それはそれとして、やはり夜のパリは綺麗でした。 昼間のどんよりとした曇り空も夜のイルミネーションの飾りつけとフラッシングに彩られたパリのク リスマス時期の夜は、また是非訪れたいものです。


[パ リ 写真集]

[ オペラガルニエ: Opéra Garnie]

オペラ・ガルニエ
オペラの前はロータリー
地下鉄 Opera 駅
オペラ・ガルニエの中の回廊
向こうの端にはクリスマス・ツリーが
劇場の丸天井の絵と
シャンデリアが凄い!


舞台で打ち合わせ中
劇場の中も豪華です
正面入り口を入って直ぐのところ
天井、階段、シャンデリア・・・


[ ヴェルサイユ宮殿: Château de Versailles ]

ヴェルサイユ宮殿前の広場
クリスマス・イブのお昼ですが
見学者が一杯
アポロンの泉と向こうに見える大運河
Bassin d'Apollon / Grand Canal
夏には噴水が綺麗でしょうね
ヴェルサイユ宮殿内
ルイ14世時代の絵画と彫刻

[ エッフェル塔: Tour Eiffel ]

  はじめて真近で見たエッフェル塔は、夜のミレニアム・ライティングでライト・アップされていました。 幾何学的構造のタワーが黄金色に浮き上がるその姿 に、大感激!! しばしタワーの真下から上を見上げて、「来て良かった・・・」

2006年クリスマス・イブ
夜のエッフェル塔
エッフェル塔を真下から・・・
中央の緑の飾りはクリスマス限定
丁度ツリーを逆さまにしたデザイン
セーヌ川対岸のTrocaderoにある
シャイヨー宮"Palais de Challot"から
観たエッフェル塔

  クリスマスのこの時期、夜のエッフェル塔は毎時0分から10分間、タワー全体がブリンキング(フラッシング)します♪ クリスマス・イブの夜はじめてこの ブリンキングを観たときは思わず、「す・・・すごい・・・!」 セーヌ川のナイト・クルーズの船からもブリンクが良く見えます。 約3万個のフラッシュを 使っているといわれているこのクリスマス・ブリンク必見です♪

クリスマス当日の昼間のエッフェル塔
上半分がもやに隠れています
夜になってもエッフェル塔は
上半分が・・・ない
それでもフラッシングは良く見える
クリスマス・ブリンク
毎時0分から10分間のフラッシング
動画表示 (1.14MB)

[ シャンゼリゼ通り: Champs-Elysées ]

シャンゼリゼ通りの
イルミネーション
シャンゼリゼ通りの南東の端の
コンコルド広場
クリスマス・観覧車もライトアップ
コンコルド広場からセーヌ川の対岸
に見えるブルボン宮(国民議会)

 シャンゼリゼ通りのクリスマ ス・イルミネーションは約2kmにも及ぶ光の河です。 東はコンコルド広場から西は凱旋門までの間の両側の歩道に植えられた2列づつの立ち木に、シンプル な電飾がされています。

 凱旋門側の約1kmほどのシャンゼリゼ通りにはブティックや映画館やレストランが立ち並んでいますが、クリスマスの飾りつけはかなり質素です。 その 分、通りのイルミネーションが映えていました。
シャンゼリゼ通り
向こうに見えるのは北西の端の
凱旋門
シャンゼリゼ通り
向こうに見えるのは南東の端の
コンコルド広場の観覧車


[凱 旋門: Arc de Triomphe ]

凱旋門
1806年着工1840年完成
凱旋門
ナポレオンが着工を命じたものの
結局彼はこの門を生きて見ることは
できませんでした
凱旋門
周囲はロータリーになっています
凱旋門に行くためには地下道を
くぐって・・・

[サ クレ・クール聖堂: Basilique du Sacré Coeur ]

 絵葉書やカレンダーで見るサ クレ・クール聖堂は、青い空にくっきりとその真っ白な聖堂が浮かび上がる姿が・・・、なのですが、今回は曇り空と霧に覆われた姿・・・でした。

 モンマルトルの丘のサクレ・クール聖堂からは、パリの街が一望できる・・・そうです・・・。

 次回はぜひぜひ、青い空に浮かぶ真っ白な聖堂と、パリの街を観てみたいです。
クリスマス・デー
モンマルトルの丘にそびえる
サクレ・クール聖堂
クリスマスのこの日午前11時に
修道女によるコーラスが始まりました

[ラ ファイエット通り: Rue la Fayette ]

ラファイエット通り
オペラ・ガルニエから歩いて約5分
子供向けの物語ウィンドー
動くんですよ♪
子供向けの物語ウィンドー
ファンタジーですね♪

[ノー トルダム寺院: Notre Dame ]

クリスマス・デー
ノートルダム寺院
シテ島の南東の端にそびえています
寺院内はミサを受ける人や
見学者で一杯
寺院内にある模型
ノートルダム寺院の建造風景

[パ リ市庁舎:  ]


パリ市庁舎
シテ島から橋でセーヌ川を渡った対岸
市庁舎前はシャトレ広場
シャトレ広場は
スケートリンク♪
子供用リンクもありました♪


[オ ルセー美術館: Musée d'Orsay ]

  12月26日火曜日ク リスマスの翌日、オルセー美術館に行ってきました。 パリの美術館や博物館や展示場に入るための入場券パスポート "Paris Museum Pass" 「カルト・ミュゼ」の2日券(€30)を購入して、ルーブル美術館やいくつかのポイントを出入りしようと・・・。 しかし、それにしても人の多さにはびっ くり!!

 オルセー美術館の開館は午前9時半。 イタリアを旅行した時に美術館やドーモでかなり並んだこともあって、午前9時半前にオルセー美術館に到着して並び ました。 カルト・ミュゼの恩恵にもあずかり開館前の数分並んだだけで入館できました。 館内を観て回って午前11時頃に入り口近くのホールに行ってみる と、外は長蛇の列で、午後過ぎに美術館を出た時には入館まで1時間近くも並んでいるのだと・・・。 やはり朝一番で行くのが良いですね。

オルセー美術館
クリスマスの翌日は朝から長蛇の列
開館午前9時半
駅舎を改装して創られた美術館
天井もアーチ状で採光も良く
落ち着いた感じの空間です
地上階、中階(2階)、上階(5階)に
各展示階があります
印象派は上階にあり人気です



Reception Roomだったかな?
天井絵とシャンデリがとても
綺麗でした
セーヌ・テラスの彫刻

[ルー ブル美術館: Musée du Louvre ]

  12月27日水曜日は カルト・ミュゼを使っての二日目。 やはり、パリにきたら「ルーブル美術館!!」でしょう。 午前9時開館ですが、張り切って午前8時15分には、ピラ ミッド前の入り口到着。 この時期まだまだ真っ暗なパリの朝、気温も氷点下0℃という寒さにもかかわらず既に30人ほどの人が並んでいました。 開館時間 の頃には、もう長蛇の列が後方100mは続いていたと思います。 やはり、朝一番開館前に行くのが一番ですね。 ルーブル美術館への入り口は数箇所あっ て、カルト・ミュゼを持っていると、セキュリティー・チェックの列に並ぶだけで良いので、かなりの時間短縮になります。 30分近くは違うことも;;

 ルーブル美術館のメイン玄関のピラミッドから西に数百メートルのところに「逆さピラミッド」があり、地下に向かってその先端が垂れ下がっています。 映 画「ダ・ビンチ・コード」のラストシーンでは、ロバート・ラングドンが「ローズ・ライン」に導かれ、生垣に囲まれたこのクリスタル・ピラミッドの中央に やってきます。  彼はそこでひざまづき、その地下深くに眠る「聖杯」に畏敬の念が沸き起こるのを止めることはできませんでした。

ルーブル美術館
ピラミッドの正面入り口付近
ルーブル美術館の2階から観た
ピラミッド入り口に並ぶ人の列
ね、すごいでしょ・・・
地下にあるナポレオン・ホール
美術館の入り口メイン・ホールです
ここから各館への入り口を通ります


デゥノン"Denon"への入り口
ここから2階の「モナ・リザ」の展示場へ
シュリー翼"Sully"2階の南西端
「ミロのビーナス」"Aphrodite"

逆さピラミッド(杯)とピラミッド(剣)
小説「ダ・ビンチ・コード」では
ラングドンはここで全てを知ることなります
クリスタルの逆さピラミッド ルーブル美術館
ピラミッドはメインの入り口
その手前の生垣には逆さピラミッドが

[街 中: Paris ]


マドレーヌ教会前のオベリスク
ホテル・ド・ルーブル
一度は泊まってみたい・・・
はてさていつのことやら・・・
ビルの合間にあるパッセージ
アーケード商店街
オスマン通り"Bd.Haussmann"


ムーラン・ルージュ"Moulin Rouge"
パリの老舗のキャバレー
ショーは、美しい・・・の一言
ショーもダンサーも綺麗の一言!
シャンパンを飲みながら約1時間半
ショーを官能?堪能しました!


 今回宿泊したホテル "Hotel Opera Cadet" は、地下鉄7番線のカデ"Cadet"駅の直ぐ側。

 Hotel Opera Cadet
 24 Rue Cadet,  75009  Paris
 Tel: +33 (0)1.53.34.50.50.
[ http://www.operacadet.com ]

 カデ通りは、小さな通りですが、周辺にはデリやお肉屋さん、ワインショップやチーズショップがあり店員さんたちもとても親切でした。 次回もまたここに 泊まろうかな・・・。
ホテル最寄り駅
地下鉄7番、「カデ駅」"Cadet"
ホテル オペラ・カデ "Opera Cadet"
プチ・ホテルでしたが綺麗で清潔でした
ワイン・ショップやチーズ専門店、
デリやレストランも一杯ありました


 パ リの地下鉄システム(メトロ)は、NYCよりも綺麗で路線の数が多くてきめ細やかな感じがします。 ほとんどの路線の列車は、手で扉をあけます。 ボタン を押す方式のものやハンドルを回すものがあります。 地下鉄のチケットは券売機でも購入できますがお札が使えません。 事前にまとめてブースで買っておい たほうがよいでしょう。 一日券や、地下鉄(メトロ)以外のシステム RER等の乗り継ぎ用のものもありますので、行動パターンにあったものを購入しておきましょう。 ちなみに、メトロの券はバスでも利用できます。 パリ地 下鉄マップはこちらです。

シャ ルル・ド・ゴール空港とパリの街】
  タクシーだと約€40で45分程でパリの中心地に到着。
 15分間隔で運行しているメトロ・バス "Roissy Bus" だと一人€8.50で約1時間程。
※パリの街中の渋滞は慢性的なようで、空港へ行かれる際は少し時間の余裕をもって。。。
お世話になった地下鉄7番

[エ ピローグ]


  青い空と太陽が一度も拝めなかった2006年クリスマス・イン・パリでしたが、クリスマスのこの時期でしか味わえない雰囲気とイルミネーションに堪能しま した。 パリの街のあちらこちらのクリスマスの飾りつけ、セーヌ川沿いから見えるライティングされたエッフェル塔、シ ンプルではあるものの2 キロメートルにも及ぶシャンゼリゼ通りのイルミネーション。 これらはやはりこの時期でしか観られません。 日中でも4℃、夜は氷点下3℃の寒さも、この 夜景を見るためなら十分我慢できます。 またこの時期に一度は訪れてみたい。。。

 それでもやっぱり、青い空と白い雲の下に見えるエッフェル塔と、太陽の日差しを浴びながらのセーヌ川のクルーズは魅力があります。 次回はやっぱり夏の パリかな・・・。


-- Merci !! --