Vacanza di estate in Italia


[Itinerary: 日程表]

2006年
出 発: 8月 4日(金) [JFK] - [MXP]  [ Alitalia ]
宿 泊: 8月 5日(土)〜 6日(日) Legnano (Milano近郊)[ Hotel Elitis ]
宿泊: 8月 6日(日)〜 7日(月) Venezia
  [ La Fenice ]
宿 泊: 8月 7日(月)〜 9日(水) Firenzze [ Bonciani ]
宿泊: 8月 9日(水)〜12日(土) Roma  [ Ateneo Garden Palace ]
帰 路: 8月12日(土) [FCO] - [JFK]  [ Alitalia ]

* [JFK]: John F. Kennedy International Airport (ニューヨーク)
* [ MXP]: Milano Malpensa Airport (ミラノ・マルペンサ空港)
* [FCO]: Leonardo da Vinci (Fiumicino) Airport (ローマ レオナルド・ダ・ヴィンチ フィウミチーノ空港)

[プ ロローグ]

  ニュー ヨークに移り住んで早や4年、ここ東海岸に近いヨーロッパに行ってみたいという思いをようやく実現。 2006年の年明けからどこに行こうかと思 案。 レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を観てみたい、映画「ローマの休日」で観たあの街角を訪れてみたい、バチカンのサン・ピエトロ寺院も拝ん でみたい、ベネチアのゴンドラも・・・。 あっ、忘れてはいけないイタリア・ワインと料理! 旅行は8月の前半、夏休みと週末を利用して8日程を予 定。 まだ旅行の詳細も決まってはいなかったけれども、3月にはもうアリタリア航空の会員になり、イタリアへの往復チケットを購入。 しかも、ミラノ着、 ローマ発。 移動は? ホテルは? 日程は?

 おりしもダン・ブラウン(Dan Brown)著ベストセラーの「ダ・ヴィンチ・コード」 "The Da Vinci Code" が映画化され話題を呼んだ2006年春。 本を読み映画を観て おもしろい!! さらに「天使と悪魔」 "Angels and Demons" を読み、サン・ピエトロ寺院、サンタンジェロ城、ポポロ教会、ナボナ広場と、ローマへの思いが・・・


[こ こはミラノ?] 8月5日(土)

 JFK を金曜日の夕刻発ち、ミラノにあるマルペンサ空港に土曜日朝の8時に到着。 予約しておいたお迎えのバンでミラノのホテルへ。 ・・・? 何故かミラノ市 街地に入る40km手前で高速道路を降りて、小さな街のホテル前で下車。 ドライバーの女の子はイタリア人、空港で「ボンジョルノ!」と、挨拶した程度 で、英語もあまり通じず、とにかく予約されていたホテルにチェックイン。 ホテルのフロントで「ミラノの地図」を見せて、「ここは、どの辺?」とたずねる と、「ここはミラノじゃないわよ。」...「へっ?」

 実は今回の旅行は、日本の旅行代理店の企画する「イタリアハイライト8日間」に現地合流し、ローマで一泊の追加宿泊でした。 日本からのツアーメンバー は添乗員さんとともに土曜日の午後11時過ぎにホテルに到着予定。 ほんとのイタリア・ツアーの始まりは翌日日曜日から。 ということで、初日の宿泊はミ ラノから離れた街ここレグナノ (Legnano)。 合流前の一日を使って、コモ湖(Como)への半日・ツアーを予約していたのですが、ここレグナノからミラノまでは、自分で電車を 使っての移動になるらしい。 しかもこの電車、リージョナル・トランジットで、全く情報不足。

 ホテルでもらった街の地図を見て、レグナノ駅につくと、全てイタリア語。。。。(当たり前ですが、)。。。切符売り場は長蛇の列。 路線図を見ても、目 的の「ミラノ中央駅」(Stazione Centrale)が見当たらない。 周りの人に聞いても英語が通じない。 列に並ぶこと約30分。 窓口で、「チェントラーレ・ステイショーネ...」 と言うも、「ノー、チェントラーレ!」といわれてしまう。 で、持参のミラノの地図を指差すと、イタリア語で何か説明してくれているのだが、全く分からな い・・・。 そのうち、ゆっくりとはっきりとまるで子供にしゃべるように説明をしてくれているのだが、、、「だからぁ、イタリア語はやっぱりイタリア語 で、わからないんだけどぉ。。。泣)」 そうこうしているうちに、なんとなく、ミラノの「ガリバルディ駅」(Staz. Porta Garibaldi)まで行き、そこで地下鉄に乗り換えていけるらしい、ということが分かってきた。 「じゃあ、往復で切符をください!」



[扉 が開かない!!]

  イタリアのリージョナル・トランジット (Trenitalia) の電車の扉は、乗客が自分で開けます。 ミラノのガリバルディ駅に到着すると乗降客が扉を開けようとしているけれども、どうも開かないらしい。 すると、 みんないっせいに車内を走り出し、他の扉をトライ。 あらら! ここも開かない! 早くしないと、列車が発車してしまう!! 車両を2つほど走ったところ で、「あっ!開いてる!!」 数珠繋ぎの乗客がプラットフォームにあふれ出す!!

 コモ湖の半日ツアーも終え、夕食も済ませ、ホテルに帰るため、ガリバルディ駅から「ノバラ行き」(Novara)の電車に乗り、夕闇のイタリア郊外の風 景を見ながら揺れること約40分。 ホテルのあるレグナノ駅に到着。 扉を開けて、、、って、あれっ? 開かない・・・ 他の扉に向かって走る!! あ らっ? 何か「壊れてるシール」が貼ってある。。。 ええぇっ!! 信じられない!! 電車がもう発車してるよぉ!!
 呆然となりながらも、きっと開くであろう扉のところまで行き、座席で揺られることまた15分。 次の駅では無事に降りることができ、反対方向の電車もほ どなく到着し、無事にレグナノ駅に降りることができ、ホッ!!!

 ホテルに無事到着、ホッ! 時刻はすでに9時半。 旅行ってやっぱりかならず何かがあるんですね。。。って、もう勘弁して欲しいよぉ。


[ミ ラノ中央駅: Stazione Centrale ]

 ミラノ市街地の道は結構狭くて、入り組んでいます。 そのせいか、走っている車がやらたに小さいのが目に 付きます。 日本で言うところの軽自動車でしょうか。

 路面電車(トラム)もここミラノでは重要な交通手段で、左の写真のような、オールド・スタイルのものから、新型のきれいなトラムが走っています。

 ミラノ中央駅 (Stazione
Centrale) の風貌もやはりイタリアらしく、重奏です。 駅構内にはスーパーマーケットや、バール (Bar) や、本屋、郵便局等があり、中・長距離列車の要駅でもあり活気があります。 今回は、ここのスーパーで赤ワインを購入して、ホテルでゆっくりいただきまし た。

 ミラノ中央駅から地下鉄2号線 (Linea metropolitana 2) で2つ目に国鉄ガリバルディ駅 (Garibaldi) があり、ここは地下にリージョナル・トランジットのプラットフォームがあります。 路線や営業距離によってか列車の種類が多種多様です。 それでも何故か 2階建て客車が多いのが目立ちました。



【コ モ湖:Lego di Como】

 ミ ラノからバスで約1時間程の所にある「コモ湖」に行ってきました。 コモ湖の北西約5km程先は、もうスイスです。 標高の高い位置にあるコモ湖ですが、 水深ももっとも深いところで420m!!

  ここでは、遊覧船から観る山あいと湖畔に立つお屋敷は、全景パノラマです。




-- Grazie!!! --