［Firenzze］ 　８月７日（月）・８日（火）・９日（水）

【ドゥオーモ： Duomo】

　「花の聖母教会」　白とピンクと緑の大理石の幾何学模様は綺麗です。　一つ一つの彫像、ブロック、模様、じっと見ていると頭の中が幾何学的に・・・。

　ドゥオーモにある大クーポラの天井には、ヴァザーリによる「最後の審判」のフレスコ画が描かれています。

　これがほんとに、フレスコ画？　どうやってここまでのものを描いていったのか・・・　すごいの一言・・・


　このクーポラには階段（４６４段？）で登ることができ、フィレンツェの街並みを一望できるそうです。　次回は是非登ってみよう・・・

【シニョーリア広場： Piazz della Signoria】

　 ここはほんとうに屋外彫刻美術館。　ダヴィデ像、ネプチューンの噴水、いたるところに彫像が。　写真の中央は、ロッジア・デイ・ランツィ (Loggia dei Lanzi) ルネッサンス彫刻のギャラリーです。

【ヴィッキオ宮殿： Palazzo Vecchio】
　シニョーリア広場に建つヴィッキオ宮殿。

　シニョーリア広場の直ぐ南側には、ウッフィツィ美術館 (Galleria degli Uffizi) があり、おそらくここの内部をじっくり見て回ると一週間はかかるといわれています。　実際ほんとうに広かった・・・。　朝早く（８時半頃）から入り口付近 はもう長蛇の列でした。
　ボッティチェリ (Botticelli) の「春 (Primavera)」もここで観ることができます。

　 右の写真は、ウッフィツィ美術館の南の端に面するアルノ川 (Arno) にかかる橋、ヴェッキオ橋 (Ponte Vecchio) です。　川面に映る橋と青空が印象的でした。

【ミ ケランジェロ広場： Piazzale Michelangelo】

　フィレ ンツェの中心にあるフィレン ツェ中央駅 (Stazione Centrale SantaMaria Novella)前のバス停から１２番／１３番の巡回バスで行くことができます。 　１２番は時計と逆周りでローマ門 (Porta Romana)経由で混雑していなければ中央駅から約２０分〜３０分程度。　ここからフィレンツェの街を一望できます。　広場の中央には「ダヴィデ像」、 広場からは花の大聖堂ドゥオーモ、サンタ・クローチェ教会 (Santa Croce) も望むことができます。

【ビッ ツァ】（おまけ）
　フィレンツェの駅前のピッツェリアでいただいたピッツァと、ビールとエスプレッソ。　「マッシュルームと アンチョビ」、「生ハム」。。。　生地が薄くてパリパリで香ばしくて、大きさも全く気にならず、お腹におさまりました。　ちなみにビールはいわゆる大瓶で す。

［Pisa］ ８月８日（火）

【Pisa】

　　ピサのドゥオーモの中も圧巻です。



　フィレンツェからバスで約１時間半、トスカーナ州の西にあるピサ。　「ピ サの斜塔」 (Torre Pendente) は、鐘楼が約５．５度傾いたままバランスを取っていることや、ガリレオ・ガリレイが「落体の法則」の実証を見せたという逸話で有名です。　実際に見るとそ の傾斜には驚きます。
　斜塔の近くには、ドゥオーモ、洗礼堂 (Battistero) があり、聖堂内の彫刻や天井画は一見の価値があります。　洗礼堂の内部は音響効果（反響）がすばらしく、堂内の扉を締め切り、案内役の人が天井に向かって ヨーデルのように歌い上げると、堂内全体に響き渡るその声に聞き入ってしまいました。

［San Gimignano］ ８月９日（水）

【サン・ジミニャーノ】
　 フィレンツェを後にし、トスカーナ州を南に走ること約１時間半。　山あいの古城の町のような、簡素な街、サンジミニャーノ。
　サンジョバンニ門 (P.ta San Giovanni) をくぐり、石畳のサンジョバンニ通りを歩きます。　通りの両側にそびえる石造りの建物の間は、中世のたたずまいを感じさせます。

　右の写真は、街のほぼ中心部にあるチステルナ広場 (Piazza della Cisterna)と井戸。　ここからさらにしばらくいくと城塞 (Rocca) があり、そこからのトスカーナの眺めは、心を和ませてくれます。

［Siena］

【シエナ】
　青い空に真っ白な雲を背景に緑の山あいに広がるシエナの街は綺麗です。　街の中心部にあるカンポ広場 (Piazza del Campo) の広さは圧巻です。　毎年７月と８月に行われるパリオ (Palio) の祭りでは、この広場が人で埋め尽くされ、外周となる道路が競馬コースとなるそうです。　その熱気はただ事ではないと・・・

　カンポ広場には、写真右上のプップリコ宮 (Palazzo Pubblico)が建ち、その横には高さ１０２ｍのレンガ造りのマンジャの塔 (Torre del Mangia) がそびえたっています。

　シエナのドゥオーモは、１２世紀に建築が開始され完成が１４世紀末という長い長い（ほんとに長い・・・）年月がかかったというもの。。。　ところが、今 回ドゥオーモの周りには幕が張られ、修復工事中ですと・・・。　概観がプリントされた幕をパチリ。　また、観に来いと・・・