Vacanza di estate in Italia

　 レグナノのホテルを朝出発し、今日はミラノの街を観光。　ドゥオーモの大きいこと！　ガッレリアのアーチの下は、ウィンド・ショッピングには持って来い。 　広場の中央に建つ　エマニュエル・ヴィットリオ二世の銅像。　でもでも、残念なのはドゥオーモの正面に張られた大きな膜・・・。　清掃中？　修復中？

　ミラノでの一番の目的はレオナルド・ダ・ヴィンチの「最 後の晩餐」(Canacolo Vinciano)を 観ること。　サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Santa Maria delle Grazie)はミラノ市街地の西の端、マジェンタ大通り(Corso Magenta)に面しています。　「ダ・ヴィンチ・コード」のベストセラー化で、ダ・ヴィンチのこの「最後の晩餐」についてはたくさんの解釈や批評がで ていいます。　イエスの右隣にいるヨハネとマグダラのマリアの関係、ペテロの右手に握られたナイフ、遠近法の中心となるイエスの右のこめかみ、イエスとヨ ハネの間に隠された人物像、弟子の配置の黄金率、、、数え上げたらきりが無い・・・　この絵にまつわる諸説、技術、メッセージは、宗教画としてだけでなく 科学的な要素とダ・ヴィンチによる「永遠の謎解きゲーム」が織り成されているような気がします。　フレスコ画ではなくテンペラ画法によるこの絵は長年の間 に剥落してしまっていましたが、２０世紀最後に２０年以上をかけて修復され、今では５００年前の状態に近い絵を観ることができます。

　今日の最終到着日はミラノから東に約２７０ｋｍのヴェネツィア。　ミラノを後にし、お昼過ぎにはヴェローナに移動。　エルベ広場のマドンナ像、シニョー リ広場のダンテ像、ジュリエットの家の中庭にあるジュリエット像、夏のイタリア最大のオペラ祭の開かれているアレーナを堪能しました。

【スフォルツェスコ城：Castello Sforzesco】
居城の中庭は広く芝生の緑が鮮やかです。
ここには市立博物館 (Civici Musei del Castello)もあり、ギャラリー、楽器コレクション、考古学博物館等観るところがたくさんあるそうです。

残念ながら、今回はお城の周りと中庭の散策のみでした。。。

【サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会： Santa Maria delle Grazie】
こ こではロオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の 壁画を見学。　見学希望の方は必ず訪れる前に予約を入れていきましょう。　中の写真を撮ることはできま せんが、しっかりと目に焼き付けて来ました。　最新の修復技術はすごいもので、フレスコ画でないがゆえにペイントが劣化し薄らいでしまったもののかなり鮮 明に観る事ができました。

たった１５分しか観ることができませんが、必見です。　諸説色々な解釈や評価がされていますが、実物を見ると絶句。。。

【エルベ広場とアレーナ： Piazza delle Erbe and The Roman Arena】












エルベ広場にはたくさんの屋台やリストランテやＢａｒが軒を並べています。　アレーナ（円形劇場）の修復中の部分には覆いがかけられていました。　毎年夏 のこの時期ここで野外オペラ祭が行われています。
２００６年夏の催し物は「ＡＩＤＡ」、 「ＣＡＲＭＥＮ」、「ＴＯＳＣＡ」、「ＭＡＤＡＭＡ　ＢＵＴＴＥＲＦＬＹ」。
本場モノを一度は観てみたいですね。　ここアレーナは２万人収容できるそうです。　凄い・・・